「有楽町でお茶しようと思っても、意外とお店選びが難しい…。」そんな経験はありませんか?
選択肢が多すぎて、結局いつものチェーン店に入ってしまったり、やっと見つけたお店が想像と違って気まずい思いをしたり。大切な友人との時間だからこそ、お店選びで失敗したくないですよね。
実は、有楽町でのカフェ選びは、お店を「知っているか」ではなく、「どう選ぶか」の視点が大切です。
この記事では、喧騒を忘れて親友との会話に心ゆくまで浸れる「本当に落ち着く」カフェを見つけるための、3つの簡単なコツと、私が心からおすすめする7軒をあなただけにお教えします。
読み終える頃には、もうカフェ選びで迷うことはなくなり、自信を持って友人をエスコートできるようになりますよ。
この記事を書いた人
Miki / カフェ巡り歴10年のライフスタイルエディター
銀座・有楽町エリアを中心に、年間200軒以上のカフェを巡る。雑誌『CLASSY.』や『OZmagazine』でカフェ特集を多数担当。「友人との大切な時間を最高のものにしたい」という気持ちに心から共感しています。この記事では、単なるお店の紹介だけでなく、あなた自身が「最高のカフェ」を見つけるための”視点”を共有できれば嬉しいです。
なぜ、有楽町のカフェ選びはこんなに難しい?よくある3つの「失敗あるある」
まず、なぜ有楽町のカフェ選びが難しいのか、その理由からお話しさせてください。きっとあなたも「あるある!」と思っていただけるはずです。
私自身、このエリアでカフェを開拓し始めた頃は、失敗ばかりでした。
- 失敗①:「インスタの写真と違った…」見た目重視の罠
「#有楽町カフェ」で見つけた、すごくおしゃれな写真のお店。期待して行ってみたら、確かに写真は素敵だけど、席は小さいし、なんだか落ち着かない…。スイーツは可愛いけれど、ゆっくりおしゃべりする雰囲気じゃない、なんてこと、よくありますよね。 - 失敗②:「隣が近くて話に集中できない…」賑わいすぎの罠
駅直結の便利なカフェに入ったら、周りの席も満席。隣のグループの会話が全部聞こえてきて、友人との内緒話もできない。気づけばお互い声を張り上げていて、カフェを出る頃にはなんだか疲れてしまった、という経験はありませんか? - 失敗③:「結局、行列で時間を無駄に…」人気店の罠
話題のお店に行ってみたら、案の定、お店の前には長蛇の列。せっかくの休日なのに、おしゃべりするはずだった時間を、待つだけで無駄にしてしまうのは、本当にもったいないですよね。
これらの失敗は、有楽町が商業施設、劇場、オフィス街の真ん中にあり、様々な目的の人が一斉にカフェを探すために起こります。でも、大丈夫。次に紹介する3つの視点を持てば、これらの失敗はすべて回避できます。
もう失敗しない!有楽町カフェ選び、3つの新常識
ここからがこの記事の核心です。競合メディアが語らない、本当に落ち着くカフェを見つけるための思考法をお伝えします。難しいことはありません。視点を少し変えるだけです。
1: 視点を上に、下に。狙うは「空中階」と「地下」の隠れ家
多くの人が探すのは、路面や駅のコンコースといった、目につきやすい場所のカフェです。だからこそ、私たちはあえてその逆を行きましょう。
人の流れから少し外れた、商業施設の2階以上にある「空中階」や、少し分かりにくい「地下」にこそ、落ち着いた空間が広がっています。特に、東京ミッドタウン日比谷や東急プラザ銀座のような大型商業施設の中にも、高層階には比較的落ち着ける穴場カフェが存在します。エレベーターやエスカレーターで少し移動するだけで、喧騒から逃れられるのです。
2: 「シーン」ではなく「席」で選ぶ。”ソファ席”と”席間隔”が合言葉
「女子会向け」と紹介されていても、席が狭くては会話は弾みません。私たちが本当に重視すべきなのは、お店のコンセプトよりも「どんな席で過ごせるか」です。
穴場カフェの重要な条件として、ゆったりしたソファ席の存在は欠かせません。体を預けてリラックスできるだけで、心の距離もぐっと縮まります。また、テーブル同士の間隔が十分に確保されているかも重要なチェックポイント。グルメサイトの口コミで「席が広々としている」「隣が気にならない」といったキーワードを探してみてください。
3: 「最新」より「定番」の安心感。長く愛されるお店がくれる本当の価値
新しいお店は魅力的ですが、話題性から混雑は避けられません。もしあなたが友人との会話を心から楽しみたいなら、あえて「定番」のお店を選ぶことを強くおすすめします。
例えば、6th by ORIENTAL HOTELのような、ホテルラウンジの風格とカフェの気軽さを両立させたお店は、その代表格です。長く愛されているお店には、それだけの理由があります。安定したサービス、落ち着いた客層、そして何より、騒がしさに邪魔されない時間がそこにはあります。
【会話が弾む】エディター厳選!有楽町のおすすめ”落ち着き”カフェ7選
それでは、先ほどお伝えした「3つの新常識」を踏まえて、私が自信を持っておすすめする有楽町のカフェを7軒ご紹介します。「なぜ会話が弾むのか」という視点で厳選しました。
- 6th by ORIENTAL HOTEL(シクスバイオリエンタルホテル)
- なぜ会話が弾む?: 有楽町のアイコン的存在。活気はありつつも、天井が高く開放的な空間と、ゆったり配置されたソファ席が、会話を邪魔しません。少し時間をずらせば、ホテルラウンジのような優雅な雰囲気で過ごせます。
- アクセス: JR有楽町駅 日比谷口より徒歩1分
- 営業時間: 11:00~23:00 (L.O. 22:00) ※変動の可能性あり
- カフェ&ブックス ビブリオテーク 東京・有楽町
- なぜ会話が弾む?: 本に囲まれた空間は、自然と落ち着いた雰囲気になります。特にここのパンケーキは絶品で、シェアすれば会話も一層盛り上がること間違いなし。席も比較的ゆったりしています。
- アクセス: JR有楽町駅 中央口・銀座口より徒歩1分(ルミネ有楽町1 3F)
- 営業時間: 11:00~21:00 ※変動の可能性あり
- THE SPINDLE(ザ・スピンドル)
- なぜ会話が弾む?: 東京ミッドタウン日比谷の3階にある、まさに「空中階」のカフェ。大きな窓から日比谷公園の緑を眺められ、リラックス効果は抜群です。都会の喧騒を忘れさせてくれる空間設計が見事です。
- アクセス: 地下鉄日比谷駅 直結(東京ミッドタウン日比谷3F)
- 営業時間: 11:00~22:00 ※変動の可能性あり
- ローズベーカリー 銀座
- なぜ会話が弾む?: 有楽町駅から少し歩いた、銀座の商業施設「ドーバー ストリート マーケット ギンザ」の7階にあります。こちらも「空中階」の隠れ家。ナチュラルで健康的なデリやスイーツが人気で、穏やかな時間を過ごしたい二人にぴったりです。
- アクセス: 地下鉄銀座駅 A2出口より徒歩2分
- 営業時間: 11:00~20:00 ※変動の可能性あり
- 椿屋珈琲店 有楽町茶寮
- なぜ会話が弾む?: 昭和レトロな雰囲気が魅力の「純喫茶」。ここは「地下」にある隠れ家です。ステンドグラスのランプが灯る落ち着いた空間で、サイフォンで淹れた本格的なコーヒーを味わえば、自然と会話も深まります。
- アクセス: JR有楽町駅 銀座口より徒歩3分(有楽町電気ビルヂングB1F)
- 営業時間: 10:00~23:00 ※変動の可能性あり
- ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ
- なぜ会話が弾む?: 少し贅沢をしたい日には、ホテルのカフェが最適解。ザ・ペニンシュラ東京の地下1階にあり、洗練された空間とサービスが、特別な時間をお約束します。ケーキの美味しさは言うまでもありません。
- アクセス: 地下鉄日比谷駅 A6・A7出口 直結
- 営業時間: 11:00~18:00 ※変動の可能性あり
- 丸福珈琲店 ザ・パーラー
- なぜ会話が弾む?: 東急プラザ銀座の6階、こちらも「空中階」に位置します。昭和9年創業の老舗で、名物の濃厚なコーヒーとホットケーキが人気。窓際の席からは銀座の街並みを眺めることができ、開放感があります。
- アクセス: 地下鉄銀座駅 C2・C3出口 徒歩1分(東急プラザ銀座6F)
- 営業時間: 11:00~23:00 (L.O. 22:00) ※変動の可能性あり
よくある質問 (FAQ)
Q. 一人でも入りやすいですか?
A. はい、今回ご紹介したカフェはすべて一人でも心地よく過ごせる場所です。特に「カフェ&ブックス ビブリオテーク」や「椿屋珈琲店」は、読書や少し考え事をしたい時にもおすすめです。
Q. 予約は必要ですか?
A. 「6th by ORIENTAL HOTEL」など一部店舗では予約が可能な場合がありますが、基本的には予約なしで利用できるカフェがほとんどです。ただし、週末の14時〜16時といったピークタイムは混雑が予想されるため、少し時間をずらすとスムーズに入店できます。
Q. 予算はどれくらいですか?
A. ドリンクとスイーツで、一人あたり1,500円〜2,500円程度を見ておくと安心です。ホテルのカフェはもう少し高めの価格設定になります。
まとめ:最高のカフェで、最高の一日を
有楽町のカフェ選びで大切なのは、3つの新常識「①場所の視点(空中階・地下)」「②席の視点(ソファ席・席間隔)」「③時間の視点(定番のお店)」です。
この視点さえあれば、もうお店選びに迷うことはありません。情報に振り回されるのではなく、あなた自身の基準で、自信を持ってお店を選べるようになります。
最高のカフェで、大切なご友人との素敵な時間をお過ごしください。
今回紹介したカフェ、どこから行ってみますか?まずはGoogleマップで保存して、次の休日の計画を立ててみましょう!
[参考文献リスト]
- FASHION PRESS. https://www.fashion-press.net/
- OZmall. https://www.ozmall.co.jp/
- 各店舗公式サイト

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